<失われた20年から抜け出す日本>今年の外国人観光客2000万人…「日本の内需を観光が支える」

  • 2016年1月12日

昨年日本を訪問した外国人観光客が過去最多の1900万人以上となり、日本の内需に影響を与えている。安倍首相は「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」の首長として、日本観光振興策を陣頭指揮している。

日本デパート業界によると、新年最初の営業日の2、3日、高島屋の外国人免税品の売上高は前年同期比で50%増加した。そごう西武池袋本店も50%、大丸松坂屋も14.7%増えた。中国人をはじめとする外国人観光客の「福袋」購入が増えたおかげだ。日本で年初に販売される福袋が外国人にも人気だ。

訪日外国人観光客が日本国内で消費する金額が増えている。昨年7-9月期の外国人観光客の消費額は1兆9億円と、前年同期比81.8%増えた。7期連続の最高額更新だ。今年は年間4兆円以上の消費が予想される。昨年の外国人観光客1900万人に続き、今年は2000万人突破が予想されるからだ。

みずほ総合研究所によると、訪日旅行客が1000万人増える場合、生産誘発効果は3兆6000億円、日本の名目国内総生産(GDP)は0.4%ほど増加する。2020年ごろ日本名目GDP600兆円達成を目標にしている安倍首相は昨年11月、「観光は(日本経済)成長の重要なエンジン」とし「訪日観光客2000万人は一つの通過点にすぎない」と強調した。