韓国の製薬会社鐘根堂、日本の製薬会社に初のバイオシミラー技術輸出

  • 2016年1月6日

製薬会社の鐘根堂(キム・ヨンジュ代表)が、第2世代の貧血治療剤のバイオシミラー(バイオ医薬品の後続品)「CKD-11101」を日本の富士製薬工業に技術輸出する契約を締結したと5日発表した。契約により富士製薬工業は臨床試験を経て製品を発売し、日本でCKD-11101を独占供給する。

鐘根堂は契約金、臨床の完了・製品化などの段階別の成果報酬や製品開発後のロイヤリティーなどを受け取る予定だ。2社の契約条件により金額は公開されない。

CKD-11101のオリジナル医薬品は、日本の製薬会社の協和発酵キリンが開発した「ネスプ」(成分名ダルベポエチンアルファ)だ。ネスプの世界市場規模は2兆5000億ウォン(約2480億円)に達する。鐘根堂は2018年の発売を目標にCKD-11101の臨床第Ⅲ相試験を進行中だ。

鐘根堂は「ネスプのバイオシミラーの中でCKD-11101の開発段階が最も先行している」として「6000億ウォン規模の日本市場に参入することによって2兆5000億ウォンに達するネスプがグローバル市場に進出する足がかりをつくった」と強調した。

キム・ヨンジュ鐘根堂代表は「鐘根堂の技術力で開発したバイオ医薬品がグローバル市場に進出する第一歩」としながら「今後、革新的なバイオ医薬品を開発して急成長するこの市場を積極的に攻略する」と話した。

富士製薬工業の今井博文社長は「日本で製品を発売できるように今年から本格的に開発に乗り出す」と明らかにした。

富士製薬工業は2013年、日本製薬会社で最初にバイオシミラーを製造するなどバイオ医薬品開発に強みを持つ製薬会社だと鐘根堂は説明した。