【時論】メガFTA時代、開放を恐れるな=韓国(2)

  • 2016年1月5日

韓国はメガFTA時代を迎えてどのように対応すべきだろうか。最初に、すでに結んだ2国間FTAの効果を最大化する一方、複数国の貿易協定に力を集めると同時に、TPP加入に備えて交渉力を育てなければならない。保護主義という逆流現象は一時的にすぎず、渓谷の水や川の水はすべて貿易・投資障壁の低い「開放の海」に向かって流れている。法・制度・手続き・慣行の国際基準を果敢に受け入れて全産業の完全開放を前提とした準備が切実だ。

2番目、貿易パターンの高度化に関連してサービス業の輸出や製造業・サービス業の融合を通した新輸出商品の開発戦略は、外国人消費者中心の言語・文化インフラが後押しされる時に成功できる。たとえば政府がソウル江南区(カンナムグ)をハングル・中国語の公用地域に決めて10年以上努力すれば、この地域の中国人観光客数や投資誘致額そして関連の雇用数や輸出額が幾何級数的に増えるだろう。ハングル・中国語またはハングル・英語公用語地域事業が示範的に展開されることを期待する。

3番目、新しい海外の消費市場開拓と拡大のために画期的な韓流育成策が出てこなければならない。韓流恩恵企業の自発的な基金造成と政府の果敢な支援に基づく「第2の文化隆盛」なしでは、韓流の退潮は火を見るよりも明らかだ。化粧品・自動車・電子製品・アクセサリーなどを輸出する企業や病院・大学・観光業所などはいずれも少女時代やキム・スヒョン、チョン・ジヒョンらの人気の恩恵をしっかりと受けている。中国資本が韓流製作会社まで買収しながら中国式漢流のグローバル拡散に本格的に出た今、韓流の未来を原点から検討し、その持続可能性を共に模索しなければならない。

ホ・ユン西江(ソガン)大学国際大学院長