アベノミクスのおかげ…日本の基礎的財政赤字9年ぶり最小規模

  • 2015年12月21日

アベノミクスのおかげで日本の国家財政状況が改善している。日本政府の財政から国債費などを除いた2016会計年度(2016年4月-2017年3月)基礎的財政収支の赤字規模が9年ぶりに低水準となると、日本経済新聞などが20日報じた。

同紙などによると、日本政府の来年の予算案で税収は57兆6000億円と、1991年以来25年ぶりの高水準。日本政府の新たな負債の新規国債発行は34兆4000億円と、8年ぶりの低水準になる。

新規国債で歳出をどれほど充当するかを示す国債依存度も2007会計年度以来の最低水準の35.6%に下がる。

財政健全性指標である基礎的財政収支は来年11兆円の赤字で、赤字規模が2009会計年度の3分の1水準まで減る。日本政府は2020会計年度の基礎的財政収支の黒字転換を目標に財政健全化を推進している。

企業実績の改善で賃金が上がり、配当が増え、税収も増える好循環が来年も続くと、日本経済新聞は伝えた。歳出は過去最大に増えるが、税収がさらに増加し、財政状況はむしろ良くなる。

来年の歳出は高齢化による社会保障費と防衛費支出増加で過去最大規模の96兆7000億円に増える。中国を牽制するための防衛費予算が5兆500億円と、初めて5兆円を超える。2012年12月の安倍政権発足後4年連続の増加だ。

また日本政府は今後5年間、科学技術分野に合計26兆円を投資することにしたと、NHKが報じた。安倍首相は18日に首相官邸で開かれた総合科学技術・イノベーション会議で、2020年の科学技術投資額を国内総生産(GDP)の1%まで拡大することにした。また有能な若い研究者の雇用安定のために2020年までに40歳未満の大学教授を現在(4万4000人)より10%ほど増やすことにした。