<ジェネシスEQ900>現代車、自律走行車用の半導体を独自開発へ

  • 2015年12月10日

現代自動車グループが自律走行車の半導体チップを独自で開発する。現代車グループは半導体設計専門系列会社の現代オートロンなどを通じて自律走行車用の半導体設計を計画していると9日、明らかにした。

現代車グループは現在、自律走行車用のチップとセンサーを協力会社から購入しているが、今後こうしたチップとセンサーを独自で開発する予定だ。現代車と現代オートロンが協力して自動車半導体を設計し、半導体の生産は専門会社に委託する予定だ。現代オートロンが半導体チップ開発と設計を担当するファブレスとなり、半導体の生産はサムスン電子や台湾のTSMCなど受託生産(ファウンドリー)企業が担当する。

現代車は2012年に現代オートロンを設立し、自律走行車用のチップとセンサーを開発してきた。2018年までに自律走行技術が入った次世代スマートカーの開発に2兆ウォン(約2000億円)を投資し、研究人材も多数採用することにした。2020年までに高速道路と市内で走行できる自律走行車を開発する方針だ。

現代車はジェネシスブランドのEQ900に高速道路で自律走行できるシステム(HDA)を搭載した。高速道路上で時速150キロまで車線と車間距離を一定に維持する機能だ。運転手が経路や車線を変えない限り加速ペダルとハンドルを操作しなくても自動車が自律走行する。

現代車は都心で周囲の車が割り込む状況に対応できる混雑区間走行支援(TJA)システムも開発している。すでに先月22日、ソウル永東(ヨンドン)大橋北端から三成洞(サムソンドン)コエックスまで3キロ区間のテスト走行に成功した。現代車の関係者は「数年以内に自律走行車用のチップとセンサーの開発能力を備え、完ぺきな形態の自律走行車を生産できるよう努力する」と述べた。