イケア開店から1年…さらに強くなった韓国家具会社

  • 2015年12月3日

昨年12月18日、世界トップの家具企業イケアが京畿道光明市(クァンミョンシ)に最初の店舗をオープンした。この日、売り場は大勢の客で混雑し、駐車するのに1時間以上かかった。国内トップ家具会社ハンセムの株価は1カ月間で約27%下落し、11万ウォン台に落ちた。「イケア恐怖」という言葉が出てきた。

1周年を控えた今、専門家はもう「イケア恐怖」という表現を使わない。「イケア効果」を話している。イケア光明店の累積訪問客数は1000万人に達し、1年間の売上高は約2000億ウォン(約212億円)と推定される。国内の家具会社も急成長した。四半期ごとに過去最高実績を更新しているハンセムは今年の売上高が前年比30%ほど増加すると見込まれる。株価は25万ウォンほどだ。

ハンセム、現代リバート、エネックス、ファーシス、ACE寝台の韓国「ビッグ5」家具会社は今年1-9月の売上高が2兆3027億ウォンだった。前年同期比で19.8%増えた。ハンセムのチェ・ヤンハ会長は「イケアが韓国家具産業の底辺を大きく広げた」と評価した。

「ナマズ効果」という分析も出ている。池にナマズ1匹がいれば、他の魚は食べられないよう活発に動いて強くなるということだ。国内家具会社は生存のために速やかに対応した。消費者直接販売比率を高め、イケアのように売り場を大型化した。サービスネットワークを強化したのも差別化戦略だ。