韓国貿易協会会長「韓国、来年の輸出入1兆ドル回復」

  • 2015年11月30日

金仁浩(キム・インホ)韓国貿易協会会長は「今年、韓国の貿易規模が2011年以降初めて1兆ドルを下回るだろうが、来年には再び1兆ドルを回復するだろう」と展望した。

金会長は29日「来年には世界景気が回復し、国際原油価格の下降線が落ち着く」としながらこのように予測した。金会長は「来年の輸出は今年より2.3%増えた5440億ドル、輸入は4.8%増の4610億ドルを記録して830億ドル規模の貿易黒字を達成するものとみられる」として「貿易規模も今年9720億ドルから3%以上増え、1兆50億ドル水準になるだろう」と予想した。

来年の世界の経済成長率は今年の3.1%よりも高い3%中盤、世界交易量は4%前後増加すると見通した。品目別では今年あまり振るわなかった石油製品や石油化学が原油価額の安定や主要国の需要増加によってそれぞれ7.8%、2.7%輸出が拡大すると展望した。造船(マイナス2.6%)とディスプレイ(マイナス2.3%)・鉄鋼(マイナス1.3%)は世界的な供給過剰現象が続いて振るわないと予測した。金会長は中国の内需市場への進入基盤のための韓中自由貿易協定(FTA)の早急な国会の批准案通過を促した。また政府が法人税の引き上げ方針や各種規制で企業の自由な市場活動を妨げてはいけないと話した。

金会長は企業の構造調整に関連して「政府ができることと市場に任せなければならないこと、金融機関がすべきことがあり、各役割がうまく実行されるようにするのが政府の役割」と指摘した。金会長は引き続き「政府が関与しなくても市場によって自然的な構図で常時的な構造調整が行われる体制にならなければいけない」とつけ加えた。