【社説】LCDに続いてOLEDも…ディスプレー成功神話を継続しよう=韓国

  • 2015年11月27日

アップルが2017年に出すiPhone7sの液晶表示装置で有機発光ダイオード(OLED)パネルを使用すると、日本経済新聞が報じた。ディスプレー強国の韓国としては非常にうれしいニュースだ。同紙はアップルがOLEDパネルの供給源としてLGディスプレーに注目しているとも伝えた。さらに歓迎する内容だ。LGはこれに対応して京畿道坡州(パジュ)工場に最大5兆ウォン(約5300億円)を投資し、OLED生産ラインを新設する計画だという。LGはその間、OLED分野に注力しながら、期待ほど成果が出ていなかった。しかし粘り強い投資が実を結ぶ雰囲気だ。

現在スマートフォン中心の中小型OLED市場では、サムスン電子が自社のスマートフォンのギャラクシーシリーズにOLEDを搭載するのにとどまっている。しかしアップルが中小型モバイルパネル市場に参加することで、市場は大きく成長すると予想される。アップルのiPhoneの世界販売量は年間2億個にのぼる。

OLEDは従来のLCDに比べ、色が鮮明で節電機能が優れているという特性がある。何よりも画面を自由自在に屈曲でき、部分発光も可能で、モバイルウォッチなど各種ウェアラブル機器に有用だ。反応時間が速く、小型IT製品に特に有利だという。アップルのOLED採用はただスマートフォンだけを狙ったものではないというのが、専門家らの観測だ。タッチスクリーンや各種センサー、ウェアラブル機器などアップルが今後開発する各種新製品に適用されると予想される。電子画面市場自体のパラダイム変化が感知される。

LGはテレビ用大型パネルで世界最高のOLED製品を出すほど技術も世界レベルだ。一部では中小型OLED市場が開かれ、韓国企業同士が本格的な市場戦争をするという見方もある。これは日本が最も恐れる構図だという。日本はOLED技術レベルでは韓国に大きく遅れを取っている。韓国企業がリードするディスプレーの絶えない革新がもたらした業績だ。「ディスプレーコリア」が今後も相当期間続くことを期待する。