サムスン電子、4-6月期の営業利益は7兆ウォン前後(2)

  • 2015年6月29日

(2)スマートフォンの営業利益、半導体を超える?

スマートフォンを担当するIM(IT・モバイル)部門の営業利益も注目される。4-6月期のIM部門の営業利益は「ギャラクシーS6効果」が小さかった1-3月期(2兆7400億ウォン)に比べて増えることが確実視される。昨年7-9月期1兆7500億ウォン、10-12月期1兆9600億ウォンと不振だったIM部門営業利益は、今年1-3月期に続いて4-6月期にも回復傾向が続く見込みだ。

カギは1-3月期比の増加幅だ。サムスン電子の内部では一時、IM部門の4-6月期の営業利益が4兆ウォンに迫るという観測もあった。サムスン電子が4月末の企業説明会で「ギャラクシーS6は歴代ギャラクシーシリーズのうちベストセラーになるだろう」と明らかにした当時、こうした期待感は大きかった。

今はそうでない。IM部門の営業利益は3兆ウォンをやや超える程度になる可能性が高いというのが内部の雰囲気だ。これを受け、半導体・ディスプレーを担当する部品(DS)部門が4-6月期にもサムスン電子の「看板」となる可能性が高い。DS部門はDRAM、NAND型フラッシュメモリーなどメモリー景気が非常によいうえ、1-3月期に赤字だったシステム半導体が4-6月期に黒字転換し、1-3月期(3兆3900億ウォン)を上回る営業利益が見込まれる。

(3)家電は黒字転換?

今年1-3月期、サムスン電子のテレビ事業はほぼ10年ぶりの赤字となった。テレビ、エアコン、冷蔵庫、医療機器、プリンターなどを担当する消費者家電(CE)部門も2010年10-12月期以来約4年ぶりの赤字だった。

4-6月期にCE部門は黒字転換が有力視される。4-6月期は伝統的にエアコンなど生活家電の需要が多いうえ、テレビ部門も原材料のパネル単価下落などで収益性が改善している。ただ、7700億ウォンの営業利益となった昨年4-6月期のような「サプライズ実績」は難しいという見方が多い。