日本成長また後退…疑問が広がるアベノミクス

  • 2015年11月17日

日本経済が2期連続で後退した。「金融緩和」だけに依存するアベノミクス(安倍晋三首相の経済政策)に対する疑問が広がっているとの分析が出ている。

日本内閣府は7-9月期の日本国内総生産(GDP)が前期に比べて0.2%後退したと16日、発表した。4-6月期(-0.2%)に続き2期連続のマイナス成長だ。年率基準では0.8%の減少となり、市場推定値である-0.3%(年率)より減少幅がはるかに大きい。

7-9月期の個人消費は前期に比べて0.5%増加して2期ぶりに増加に転じたが、企業の設備投資が1.3%減少して全体成長率の足を引っ張った。内閣府は投資不振と在庫調整で7-9月期はマイナス成長となったが、10-12月期は回復に転じるだろうと見込んでいる。ただ、中国など新興国の景気鈍化で企業投資が萎縮するのは日本経済に負担というのが専門家の指摘だ。