<チャイナマネー韓国狙う>中国私募ファンド「韓国IT・バイオ企業に関心熱い」

  • 2015年11月11日

「韓国の情報技術(IT)・モノのインターネット・バイオなど有望分野の次世代企業に多くの関心を持っています」。

6日、中国深セン証券取引所で会った青海ハイロンM&A(以下、ハイロンファンド)のワン・チョイ代表は「最近、韓国法人を設立して主な投資対象企業を物色している」としてこのように話した。中国深センにあるハイロンファンドは200億人民元(約3兆6000億ウォン)規模の資産を運用する私募ファンド(PEF)会社だ。中信証券、国信証権、安信証券など中国の大手証券会社が一部持分を保有しており、テンセントなど中国有名企業とも協業している。海外投資の規模は2兆ウォンに上る。ワン代表は「これまで主に中国国営企業の買収合併(M&A)に財務的投資家(FI)として参加し、昨年は相当高い水準のIRR(内部利益率)を達成した」として「この勢いに乗って最近では独自に海外M&Aを推進している」と説明した。

彼は戦略的な攻略地域として韓国市場を選択したと話した。このために深セン現地で韓国M&A投資協会と投資企業発掘および協力のための了解覚書(MOU)も締結した。現在協会を通じて医療機器分野のコスダック上場企業であるハイロニックを紹介されて持分投資を検討している。

ワン代表は中国資本のM&Aが韓国業界にも助けにもなるとみた。彼は「中国に強力なネットワークを持っている投資家を通じて韓国企業が中国市場に進出するのに大きな助けを得られる」として「現地で韓国企業が体験している言語や文化的な問題も解決できるだろう」と話した。

ただし投資対象については技術の成長性と財務などを考慮して慎重に決めるという説明だ。ワン代表は「一部の中国投資家は業種テーマだけを見て、良好ではない韓国企業に投資して損害をうけたこともある」として「ハイロンは年間200億ウォン以上を売り上げている企業の中で技術と財務健全性が良い企業を選別している」と話した。