韓国開発研究院、今年の成長率展望2%台に引き下げる模様

  • 2015年11月9日

国策研究機関である韓国開発研究院(KDI)が今年の韓国の経済成長率展望値を2%台に引き下げることを検討している。

8日、企画財政部の関係者は「KDIが23日に今年の経済成長率展望値を修正する際、5月に出した3.0%よりも下方修正する案を検討している」と話した。KDI関係者も「前回に展望値を発表した時にほかの機関より低くとらえていたが、最近の経済条件を反映して展望値を引き下げる案も排除していない」と確認した。

国際通貨基金(IMF)も5月に韓国の今年の経済成長率を3.1%、来年は3.5%と展望していたが先月それぞれ2.7%と3.2%にそれぞれ0.4ポイントと0.3ポイント下方修正した。中国など新興国の景気低迷の憂慮などで今年の世界経済成長率の展望値を7月に提示した3.3%から3.1%に引き下げたことに伴った措置だ。

政府関係者は「国内では6月にMERS(中東呼吸器症候群)拡散の余波で内需停滞まで重なり、上半期に展望していた時よりも下方修正する余地がさらに多い」と話した。すでに相当数の国内外の経済展望機関は今年韓国は3%台の経済成長率を達成しにくいと予測した。現代(ヒョンデ)経済研究院は2.5%、LG経済研究院は2.6%と見通している。全世界の経済研究所や投資銀行(IB)の経済展望値を集めて毎月発表している調査機関「コンセンサス・エコノミクス」によれば、先月基準で韓国の今年の成長率展望値は平均2.5%と出た。来年の展望値は平均2.9%だ。一方韓国政府の来年の展望値はこれより0.4ポイント高い3.3%だ。