<AIIB参加国協定文署名>韓国、副総裁も狙う

  • 2015年6月30日

韓国がアジアインフラ投資銀行(AIIB)で出資比率3.81%(投票権3.50%)の配分を受けた。AIIB創設メンバー57カ国のうち中国、インド、ロシア、ドイツに次いで5番目に多い。韓国は5大株主の地位にふさわしくAIIB永久理事はもちろん、副総裁の地位も確保するという計画だ。

副総裁は総会で選ばれる総裁とは違い、公開・透明・能力主義に基づき理事会が任命する。5年任期の総裁は金立群元中国財政次官が有力視される。副総裁は総裁を選出した後に決める。崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)副首相兼企画財政部長官は「AIIB副総裁が何人になるかはまだ決まっていない」とし「韓国人副総裁が選任されるべきだという当為性を中国に伝えるなど最大限の努力している」と述べた。

AIIBの理事は問題なく確保できるという予想だ。すべての投資の決定権限を持つAIIB理事会は域内9人・域外3人の計12人で構成される。理事を出すには投票権4.5%を保有しなければならない。単独で理事を出せる国はインドとロシアだけだ。韓国は投票権3.5%を保有するだけに、1%前後を持つ国と手を握る計画だ。企画財政部の関係者は「韓国に理事職を委任する国と協力して永久的にAIIB理事を確保することを目標にしている」と述べた。国際通貨基金(IMF)では豪州と手を組んで理事を交代で引き受けているが、AIIBでは持続的に理事職を遂行する方法を講じるということだ。

崔副首相はAIIBを通じた対北朝鮮インフラ支援の可能性にも言及した。崔副首相は「AIIB内で4分の3以上の議決を受ければ加盟国でない国への支援も可能」とし「いくつかの条件が満たされればAIIBを通じた北への支援に積極的に取り組む」と述べた。しかし「いくつかの条件や環境が満たされた場合に可能ということであり、現在の状況であらかじめ話すのは難しい」と強調した。