航空機受注10兆ウォン時代…雇用7万件創出=韓国(1)

  • 2015年6月30日

韓国航空産業の成長が著しい。これを後押しするためには政府の適期の支援が必要だという指摘がある。慶尚南道泗川にある韓国航空宇宙産業(KAI)の航空機組立現場。(写真=韓経DB)

航空機製造産業が韓国製造業の新たな成長動力に浮上している。労働集約的な作業工程のため雇用創出効果が大きいうえ、市場参入の障壁も高く、安定した収益創出が可能であるからだ。チャン・ウォンジュン産業研究院研究委員は「韓国の航空機および航空部品製作技術はすでに世界的なレベル」とし「今年の受注金額が10兆ウォン(約1兆1000億円)を超えるほど市場規模も拡大し、経済成長と雇用創出に大きく寄与するだろう」と評価した。

◆航空機製造産業10兆ウォン受注時代

韓国航空機製造産業の成長が最近、加速している。国内航空機製作産業の生産規模は昨年43億4000万ドル(約4兆8000億ウォン)と、前年(36億ドル)比で20.5%成長した。業界の関係者は「2000年代に航空機の独自開発に成功した後、国内航空産業が急成長している」とし「大韓航空のような航空運航会社も航空部品の製造分野を育成している状況」と述べた。

これを受け、今年の航空機製造産業の受注額は初めて10兆ウォンを超える見込みだ。25日、1兆6000億ウォンにのぼる小型民需・武装ヘリコプター事業を韓国航空宇宙産業(KAI)が受注したのに続き、韓国型戦闘機開発事業(8兆5000億ウォン)、ペルーFA-50軽攻撃機輸出プロジェクト(約1兆ウォン)など大型事業が年内に終わる予定だ。ハイ投資証券のキム・イクサン研究員は「KAIとともに大韓航空、アスト、ハイズ航空など企業の受注額を合わせれば、年間受注額は10兆ウォンを超えるだろう」とし「多品種少量生産をする航空産業の特性上、自動化が難しく、航空機製造産業の従事者はさらに増える見込み」と説明した。韓国航空産業従事者は2010年に1万人を超え、昨年は1万2407人に増えた。