【社説】LGの電気自動車部品成功、本当にありがとう!

  • 2015年10月23日

LG電子が米GMに駆動モーターと車内充電器、バッテリーパック、電力分配モジュールなど電気自動車関連の11核心部品を一括供給するという。GMが米ミシガン州オリオン工場で来年末から生産する電気自動車シボレーボルトEVに適用する部品だ。GMが世界的な部品企業のコンチネンタルやデンソーでなくLG製品を使用するという点で驚く。それだけLGの技術力と信頼が認められたということであり、誇りに思う。何よりもLGがグローバル家電セット企業という既得権に安住せず、事業構成を再編して多角化に成功したという点は大歓迎だ。

自動車の電子化率はすでに40%を超え、電気自動車はもちろんスマートカー時代の電子化率は80%を超えると予想されている。グローバル電子企業が自動車産業に参入するのもこのためだ。特に電気自動車は部品数が従来の車の60%にしかならず、核心部品が持つ重要性は大きい。充電技術やバッテリー技術は精密性と安全性でなおさらそうだ。効率性はもちろんだ。簡単には挑戦できない分野だ。LGはその間蓄積した電子技術と化学技術の核心力量を融合し、ついに成功した。

電気自動車は今、世界的に破壊的な革新が進行している分野でもある。市場を動かして再編する新技術と新製品が誕生する可能性が最も高い業種だ。こうした躍動的な生態系にLGが部品企業として参加するのは次世代成長動力を得るのと変わらない。新しいモデルの電気自動車が市場に登場してもLGは機敏に動けるようになる。LGが電気自動車を自ら生産するのも決して非現実的なことではない。あたかも携帯電話事業に参加してきたサムスン電子がiPhoneの誕生でスマートフォン事業に参入したのと同じだ。

すでに従来の電子産業はトップでなければ厳しい「レッドオーシャン」状態になって久しい。その過程で今回のLGの成功は中核技術を最大化して「ブルーオーシャン」を見つけようとする意志と努力が成し遂げた快挙だ。気分のよい経済ニュースが少なくなっている状況で久々に聞こえてきた朗報だ。