ウォン高、3カ月ぶりの最高値

  • 2015年10月20日

ウォン・ドル為替レートが中国指標の影響で再びウォン高になり3カ月ぶりの最高値を更新した。

19日、ソウル外国為替市場でウォン・ドル為替レートは前取引日よりも8.10ウォンのウォン高ドル安となる1ドル=1121ウォンで締め切った。7月1日(1117.50ウォン)以降の最も高い値だ。為替レートは今月初め1ドル=1180ウォン台から連日ウォン高が進み、この日の取引場で1ドル=1120.60ウォンまで進んだ。

最近のウォン高傾向は米国の年内の金利引き上げの可能性が弱くなりながらドル安が進んだことに伴ったものだ。この日のウォン・ドル為替レートはこれまでの急落傾向が落ち着きながら1.90ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1131ウォンで出発したがすぐに再びウォン高に進んだ。今度は中国の7-9月期の国内総生産(GDP)発表が為替レートをウォン高にした。

7-9月期の中国の成長率は前年同期比6.9%で市場予想値を小幅に上回った。専門家たちは市場のリスク選好心理が多少復活しながら新興国通貨のウォンが再び強気を見せたと分析した。

最近、ウォンの価値は日本円に対してもウォン高傾向だ。KEBハナ銀行によればこの日ウォン・円為替レートは100円=930ウォン台で今月初めの980ウォン台よりも大きくウォン高が進んだ。円安が国内輸出企業等の心配事として再び浮上する雰囲気だ。

専門家たちは外国為替市場の変動性が当分の間大きいと展望した。大信経済研究所のホン・ソクチャン研究委員は「米国の年内金利引き上げの可能性が低くなりながら中国や欧州などの追加緩和政策の有無が関心事として浮上した」として「今月末、中国が追加で基準金利を引き下げればウォンもやはり下落圧力から自由ではないだろう」と展望した。