韓国造船業、最悪の7-9月期…受注実績まで日本・中国に抜かれる

  • 2015年10月6日

韓国の造船業界が今年7-9月期の受注実績で中国と日本に抜かれたことが分かった。韓国の造船業界が1四半期基準の受注実績で3位に落ちるのは2006年10-12月期以来約9年ぶりだ。海洋プラント事業で兆単位の損失を出した状況で、造船受注不振という悪材料まで増して国内の造船業者が一層難しい状況に陥ることになった。

5日、英国の造船・海運分析機関クラークソンによれば韓国の造船会社は先月合計107万729CGT(標準換算トン数・建造難易度などを考慮した船舶の重さ)を受注した。世界発注量の25.8%にとどまった。同じ期間、中国と日本はそれぞれ148万9232CGT(占有率35.9%)、137万6874CGT(33.2%)を受注した。

韓国の7-9月期全体の受注量は210万5782CGT、占有率は23.9%だった。中国と日本はそれぞれ347万5020CGT(39.5%)、236万4687CGT(26.9%)を記録して韓国を上回った。韓国は今年2月から6月まで月別受注量1位を守り、5月には世界発注量の半分以上を受注した。だが7月に入り半年ぶりに2位に下がり、先月から2カ月連続で3位に追いやられた。

中国の7-9月期の受注量を牽引した一等功労者は超大型コンテナ船だ。中国海運会社コスコは先月、2万TEU(1TEUは6メートルのコンテナ1個を載せられる大きさ)コンテナ船5隻と1万9150TEUコンテナ船6隻を自国の造船所4カ所に分けて発注した。

一方、韓国の造船会社は海洋プラント物量および超大型コンテナ船物量の減少により受注で苦戦を強いられた。低オイル価格が続きながら現代(ヒョンデ)重工業・サムスン重工業・大宇(デウ)造船海洋の「ビッグ3」は7-9月期の海洋プラントを1件も受注できなかった。

上半期、韓国ビッグ3の代表的な収益事業だった超大型コンテナ船の発注も7-9月期に入ってからは明らかに減った。その結果ビッグ3の中で現代重工業と大宇造船は先月末までに今年の目標受注額の半分にも到らなかった。大宇造船は年間受注目標額の33%、現代重工業は47%にとどまった。サムスン重工業は65%を達成したが年間目標受注額を超えるのは容易ではないというのが業界の見通しだ。