アジア証券市場、一斉に急落…日本の日経4%ダウン

  • 2015年9月30日

中国の景気鈍化や米国の基準金利引き上げに対する憂慮で、日本・中国・米国など主要国の証券市場が一斉に急落した。

日本の日経225指数は29日、前日に比べ4.05%暴落した16930.84で締め切った。神戸鉄鋼をはじめとする原材料関連の種目が10%近く急落しながら指数を引き下げた。香港のハンセン指数は2.97%下落し、中国の上海総合指数も2.02%下がった。

ニューヨーク証券市場は28日(現地時間)、ダウ指数が300ポイント以上墜落して「ブラック・マンデー」を演出した。ダウ指数はこの日一日で1.92%下落した16001.89で締め切った。ナスダック指数もバイオテック関連株式の売りが続いて3.04%急落した4543.97まで追いやられた。この日の指数下落でナスダック指数は2012年以降初めて50日の移動平均線が200日の移動平均線以下を突破するという「デッドクロス」が発生した。英国(マイナス2.46%)、フランス(マイナス2.76%)、ドイツ(マイナス2.12%)など欧州主要国の証券市場も2%台の下落傾向を見せた。

世界の主要国証券市場がこのように一斉に下落傾向を見せたのは、米国中央準備制度理事会(FRB)の基準金利引き上げに対する憂慮と中国の景気鈍化が主な影響を及ぼしたとブルームバーグ通信は分析した。28日に中国国家統計局が8月の製造業者の純利益が前年同月対比で8.8%減少し2011年10月以降の最大減少幅を見せたと発表し、中国の景気鈍化に対する憂慮が再び高まった。ニューヨーク連邦銀行のウィリアム・ダドリー総裁がウォールストリートジャーナルとのインタビューで「FRBは早ければ来月の会議で金利引き上げを決める可能性もある」と言及したことも投資家の株式売りをそそのかした。