フォルクスワーゲン発「ディーゼル車の危機」・・・韓国もリコール可能性

  • 2015年9月24日

「フォルクスワーゲン(VW)事態」でディーゼル自動車が最大の危機を迎えた。VWが最大1100万台に達するディーゼル車の排出ガス低減装置を不正操作したことが明らかになり、ディーゼル車全体の信頼度が地に落ちたためだ。

今回の事件で1980年代に始まったガソリン車とディーゼル車の「30年戦争」が、ガソリン車の勝利で幕を下ろすかもしれないという展望も出てくる。

ディーゼル車は1980年から急速に増えた。原油価格が上がるとガソリンよりも効率の良い原料として注目され始めたおかげだ。ディーゼルに課する税金を少なくする政府の支援策も一役買った。

1980年に西欧17カ国で7.1%(以下、その年に登録した新車基準)だったディーゼル車の割合は、2010年に51.8%と初めてガソリン車を上回った後、4年連続で優位を占めている。国際原油価格が急騰したグローバル金融危機後には韓国でもディーゼル車の普及が伸びた。2008年に17.4%だったディーゼル車の占有率は昨年38.6%に上がったのに続き今年前半期には43.4%へと上昇した。

ディーゼル車の普及を増やした一等功労者がVWだった。1970年代からディーゼル車を生産していたVWは1991年、シリンダー内の空気に直接発射するターボ直噴エンジン(TDI)を開発した。20年以上ディーゼル全盛時代を開いたエンジンが今回、排気ガス低減装置の不正操作議論に包まれた。

一方で環境部は調査の結果、韓国に輸入されたVW車両の排出ガス量が不正操作されたと発表されれば該当全体車種の販売中止処分やリコールなど強力な処罰を出す方針だ。