現代・起亜車、6月の内需販売「不況脱出」(1)

  • 2015年7月2日

現代(ヒョンデ)自動車が先月、主要車種に対する無利子ローンなど積極的なマーケティングで「MERS不況」を克服し、内需販売の反騰に成功した。起亜自動車はソレントやカーニバルの販売好調のおかげで今年に入ってから実績が大きく伸びた。双龍(サンヨン)自動車は小型スポーツ用多目的車(SUV)ティボリの善戦に後押しされ2005年12月以降で月刊最多販売の記録を立てた。

◆無利子ローン「勝負の賭け」通じた

現代車は先月内需6万2802台、海外34万5224台など計40万8026台を販売したと1日発表した。国内販売は前年同期より4.8%増加し、海外は2.2%減少した。現代車は今年に入って内需市場で3月(0.3%増)を抜いて全て月間販売量が前年同期間よりも減少した。2月と5月には販売量が8%以上減少した。

現代車は5月からアバンテ、ソナタ、ソナタハイブリッドに「36カ月無利子ローン」という勝負の賭けに出た。この会社が無利子ローンを掲げたのは1997年の12カ月無利子ローン以後18年ぶりだ。金融費用の負担が大きい36カ月無利子ローンは史上初となる。

ソナタは無利子ローンのおかげで先月9604台売れてベストセーリングカーになった。ソナタハイブリッドは1255台で前年同期より2.3倍多く売れた。9月にフルモデルチェンジするアバンテも6位(7023台)に上がって善戦した。

先月初めにデザインと商品性を強化して新たに発売したサンタフェが9073台(16.1%増)で、国内SUV車の中で販売トップに上がり、ツーソンも4929台(27.8%)と善戦した。現代車の関係者は「これまで弱点と指摘されてきたSUV部門を強化しながら販売を回復した」として「下半期にはソナタディーゼルやターボなど新モデルを増やして販促も強化し内需市場を回復する」と話した。現代車は今月には無利子ローンをアバンテだけ適用し、ソナタなど主要モデルは100万ウォン(約11万円)の割引をする予定だ。