サムスン版ベンチャー生態系、ブラジルに輸出へ

  • 2015年9月16日

サムスングループが支援する大邱(テグ)創造経済革新センターが、スタートアップ(新生ベンチャー企業)支援モデルをブラジルに輸出する。

サムスンと大邱革新センターは15日、ブラジル革新企業協会と「ベンチャー・スタートアップ発掘・育成のための協約」を結んだ。「大企業とベンチャー企業間の協力生態系構築」という創造経済モデルをブラジルに広めて現地のスタートアップ育成を支援するという内容だ。サムスンはこのために500万ドル(約60億ウォン)規模の基金を作る。協約は大邱新川洞(シンチョンドン)の大邱貿易会館で開かれた大邱革新センタースタート1周年記念式で締結した。

崔陽熙(チェ・ヤンヒ)未来創造科学部長官は「ブラジルだけでなくサウジアラビアからも創造経済革新センターを設立したいという旨を伝えてきた」として「創造経済革新センターが世界の創造経済モデルに位置することを期待する」と話した。

第1号の創造経済革新センターとしてスタートした大邱革新センターは1年間で48のベンチャー・スタートアップを支援した。これらには創業および初期運営資金として102億ウォンを支援した。サムスンは2019年までに200億ウォンをベンチャー・スタートアップに投資する計画だ。

サムスンはこれまで「Cラブ(Lab)アクセレレーティング(早期育成)」プログラムを通じてスタートアップにマンツーマンで創業メンタリングを行った。これを通じて布地デザイン設計プログラムを作ったスタートアップのウォルナッツは今年12億ウォンを売り上げると予想されている。非鉄金属の表面処理技術を開発したテックトランスは最近、米国電気自動車企業テスラと納品契約を結ぶ成果を上げた。

李相勲(イ・サンフン)サムスン電子経営支援室長(社長)は「ベンチャー生態系を育成する努力が成果を出し始めた」として「今後も支援を強化する」と話した。