北朝鮮、金正恩執権後に「韓国ドラマ視聴罪」で死刑増加

  • 2015年7月2日

最近、北朝鮮で韓国ドラマを視聴したという理由で死刑が執行される事例が増えていることが分かった。

統一研究院が1日に発表した「北朝鮮人権白書2015」によると、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の執権後に北朝鮮で執行された死刑罪目の範囲は殺人、強盗、人身売買、性暴行などから韓国録画物視聴にまで拡大している。白書は昨年韓国に入った北朝鮮離脱住民の証言を引用し、2013年1月に咸鏡北道清津市(チョンジンシ)水南(スナム)区域で韓国の録画物を視聴した罪目で男性2人が処刑され、同じ年に両江道恵山市(ヘサンシ)で韓国の成人物を見た大学生2人が銃殺されたと明らかにした。韓国映像物流布罪だけでなく視聴まで死刑罪に含めて取り締まりを強化したのだ。

北朝鮮では退廃文化搬入・流布罪(第183条)と退廃行為(第184条)に対し、刑法上の最高労働教化刑まで可能だ。北朝鮮で韓国ドラマの人気が高まると体制の動揺を懸念し、第60条国家転覆陰謀罪を適用し、死刑を執行したという分析だ。

研究院は2008年から2014年まで北朝鮮離脱住民に面接した結果、2000-2014年の北朝鮮の累積公開処刑者数は1382人にのぼると明らかにした。金正恩執権後の2012年は証言者を通じて確認された公開処刑者数が21人、2013年は82人と推定される。