【社説】習近平は韓中会談で具体的な対北朝鮮対策出すべき

  • 2015年9月2日

今日、中国北京で韓中首脳会談が開かれる。朴槿恵(パク・クネ)大統領が習近平中国国家主席と首脳会談を行うのは今回までで6回にもなる。どの友好国首脳よりも多く会った。特に中国の抗日戦争勝利70周年記念式出席をめぐる議論の中で、容易ではなく実現した首脳会談だ。両首脳が会談後、別途に昼食会合まで行う予定なので米国・日本など国際社会も会談の結果を鋭意注視している。

今回の会談では、北朝鮮の核問題を集中議論するという。極めて当然の議題設定だ。北核を含めた対北朝鮮問題で中国の役割が多大だということは韓国政府や米国、日本はもちろん当事者の中国まで誰もが認めるところだ。しかも中国の対北朝鮮のスタンスが依然として曖昧な状況だ。最近の北の地雷挑発、砲撃挑発に対する対応もそうだった。中国は一歩遅れて、それも北を直接指し示さずに「いかなる緊張造成行為にも反対する」という形で距離をおいた声明を出した。中国が南北接触の成功に「建設的な役割」を果たしたという声が出ているが、どんな役割をどこまで果たしたのかは五里霧中だ。中国はいつまでも北をひたすらにかばっていてはいけない。

今回の首脳会談では、北朝鮮の核問題はもちろん統一に向かう状況まで備えた高いレベルの合意ないし協議が行われるべきだという指摘が相次ぐ。クリストファー・ヒル元米国務省次官補は先日、統一韓国の国境線を議論する必要があると勧告もした。ある日の朝に北で紛争が起こりうる状況だ。中国は北の急変事態から統一に向かう過程までどのように協力するのかしっかりと明らかにする必要がある。韓国政府が中国傾斜論、米国からの快くない視線、中国閲兵式に対する批判などを甘受しながら決めた首脳会談だ。中国はそれにふさわしい誠意を見せるべきだ。

もちろん韓国の外交ラインも総力を注がなければならない。朱鉄基(チュ・チョルギ)外交安保首席が首脳会談の開催の背景に、北に対する中国の役割論を強調したという点で一層そうだ。今回の会談で意味ある成果が出てきてこそ来月に予定されている韓米および韓中日首脳会談などを通して対北朝鮮問題で進展を編み出せる。中国は今こそ具体的な対北朝鮮対策を出さなければならない。