「中国人民元の変動性、さらに拡大する見込み」

  • 2015年8月26日

中国人民元の不確実性と変動性が今後さらに大きくなると予想が出ている。

LG経済研究院は25日に出した報告書で、「中国経済に対する不安心理が米国の利上げの可能性と重なり、グローバル金融市場の不安感を深めている」とし「最近、人民元が安定を取り戻したが、追加切り下げなどに対する不確実性は相変わらずだ」と診断した。

研究院は短期的には米国の利上げが予定された状況で中国経済に対する不安感が深まり、中国内の資本が流出する可能性が高まると予想した。人民元がさらに下落する可能性があるという分析だ。

中長期的には中国の漸進的な資本市場開放による資本流出入規模の増大、市場親和的な為替レート制度の施行が人民元の変動性と不確実性を高めるという見方を示した。

人民元の不確実性・変動性増大は中国依存度が高い新興国経済にマイナスの影響を与えると評価された。LG経済研究院のイ・チャンソン研究委員は「過去には人民元切り上げ状態を維持しながら、韓国など周辺新興国は輸出競争力上昇効果を享受してきた」とし「今後、人民元の価値の予想が難しくなれば、新興国の金融市場と経済の不安感が深まることも考えられる」と説明した。