【社説】中国、人民元1.86%切り下げ-韓国輸出戦線に再び赤信号

  • 2015年8月12日

中国が人民元を奇襲的に切り下げた。中国の人民銀行は昨日、基準為替レートを前日の1ドル=6.1162元から6.2298元に提示し、1.86%も高めて告示した。管理通貨制度を適用する中国で基準為替レートを2%近く上げたのだ。中国当局がついに為替レート戦争にまで参入してしまった。弱まった輸出競争力を回復するためにというものは言うまでもない。7月の中国の輸出額は前年同月対比で8.2%も減った。生産者物価指数も前年同月に比べ5.4%減少した。人件費は上がり、元高も進んでますます国際競争力が落ちている渦中だった。

ただちに韓国経済にも大きな打撃を及ぼす展望だ。特に米国や欧州市場において中国は韓国と激しく争っている相手だ。中国製品に価格競争力が増せば、中国市場ではもちろん地域別の競合製品群で大きな衝撃を受ける恐れがある。すでに7カ月連続で萎縮しているのが韓国の輸出だ。波高はますます激しくなっている。