<韓国プラント産業危機>高級人材育てた中国、プラント受注で一人勝ち

  • 2015年8月6日

韓国プラント産業が高級人材の不足でさまよう間、中国は海洋プラントを新しい主力産業に育てている。高級設計人材も育成している。

中国国家発展改革委員会は先月23日、海洋プラントを半導体・ヘルスケアなどとともに6大新興産業として重点的に育成すると発表した。中国は韓国の海洋プラント受注が続いた2010年、すでに海洋プラントの潜在力に注目し、発展戦略を樹立した。2010年10月に中国国務院が「戦略的新興産業育成および発展加速化指針」を発表し、海洋プラントを7大基幹産業の一つに含めた。翌年には国家発展改革委員会、科学技術省など4カ所が共同で「2020海洋プラント産業革新発展戦略」を発表した。海洋プラント研究開発から設計、製造までの支援体系を構築し、2020年までに競争力がある海洋プラント企業を育成するという内容だ。

関連人材の養成にも積極的だ。中国教育省は北京大・精華大など17の重点大学と海洋プラント人材養成のための協約を締結し、人材の育成に取り組んでいる。企業も設計人材を確保するために産学協力に積極的だ。中国船舶グループ(CSSC)傘下の海洋設計研究所は交通大と共同で海洋プラント高級人材を養成している。交通大は船舶および海洋工学大学院に海洋プラント博士後課程を開設した。

これは中国の海洋プラント受注実績につながっている。造船業界によると、今年1-3月期、中国は22件の海洋プラント支援船舶(OSV)など計24件の海洋プラント事業を受注した。1-3月期の世界OSV発注量34隻のうち64%だ。同じ期間、韓国の受注は1件もなかった。