中国AIIB牽制に出た日本、フィリピンに2400億円支援

  • 2015年7月29日

日本政府がフィリピンのマニラ鉄道建設事業に約2400億円(約2兆3000億ウォン)を支援する方針だと日本経済新聞が28日報道した。中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)を牽制し、港湾などアジアのインフラ市場で再び主導権を確保する意図だという分析だ。

この新聞によれば日本政府は、日本国際協力機構(JICA)を通じて単一公的開発援助(ODA)額では歴代最大規模となる約2400億円をフィリピンに提供する。今回の円借款は、フィリピン政府が推進する国営鉄道整備事業のうち、マニラとブラカン州マロロス市をつなぐ約40キロの工事に投入される。日本は総事業費3000億円の80%を支援して残りはフィリピン政府が出す。

日本とフィリピン政府は11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の時に別途で開かれる両国の首脳会談で借款提供に署名することを目標にしている。日本政府はマニラ鉄道の支援を始めタイ・ベトナム・ミャンマーなど鉄道整備事業にも資金支援を強化する方針だ。

中国は、急増するアジアのインフラ整備のための資金需要に対応するためAIIBを年内にスタートさせる予定だ。日本政府はアジア市場内の中国主導のAIIBを牽制するために投資金を増やすなど従来のアジアインフラ支援戦略を再検討している。日本の安倍晋三首相は今年5月、今後5年間(2016~2020年)でアジア地域のインフラに約1100億ドルを投資すると発表した。過去5年よりも30%ほど増えた規模だ。日本政府は審査期間を短縮して資金を迅速に支援し、資金を工事期間によって分けずに一度に支援するよう支援方式も改善した。