「K-POP公演を中国にオンライン生中継」…コンテンツ輸出の新モデルに

  • 2015年7月20日

韓国国内で行われるK-POP公演を中国にオンラインで生中継するサービスが音楽コンテンツの新しい中国輸出モデルに浮上している。今年に入って中国でドラマやバラエティーなど外国テレビ番組のリアルタイム動画ストリーミングサービスが中国政府の事前検閲強化で停滞する中、検閲を受けない外国公演オンライン生中継に対する現地ネットユーザーの関心が高まっているからだ。

コンテンツ流通会社カンタラグローバルと中国インターネット企業テンセントは20日午後8時30分からソウルオリニ(子ども)大公園ワポップホールで行われるガールズグループApinkの2集『ピンクメモリー』発売記念公演をキューキュードットコム(v.qq.com)の「K-POPライブ」コーナーを通じて中国全域にオンライン生中継する。テンセントが運営するポータルサイトのキューキュードットコムは、公演中に視聴者がオンラインで意見を交わせるサービスも提供する。

カンタラグローバルのキム・ヨンイル代表は「中国で150万人の視聴者が公演の実況を見るだろう」とし「今後6カ月間、VODの照会数は5000万件を超えると予想している」と述べた。

これはこれまでのアイドル歌手の公演実績に基づく。両社が2月に初めてオンライン生中継したT-ARA(ティアラ)の公演のリアルタイム視聴者数は120万人に達し、累積クリック数は5000万回を超えた。その後、毎月1回ずつ行われたSISTAR(3月)、BEAST(4月)、4minute(5月)などの公演実況も似た規模の視聴者が見た。

テンセントは中国と台湾の歌手よりK-POP歌手の公演実況の反響が大きいため、今後、国内K-POP公演の生中継をさらに増やすことにした。来月は少女時代、9月はGirl’s Day、10月はf(x)の公演を生中継する。テンセントは生中継公演の制作費と出演料全額を出し、オンライン広告を誘致して投資額を回収する。

国内企画会社は中国全域オンライン生中継をK-POPの広報・マーケティング手段として活用している。BEASTの所属事務所キューブエンターテインメントの関係者は「オンライン生中継を通じて上海や北京など大都市を中心に知られていたBEASTの名前が西部内陸地方まで広がった」とし「これを契機に中国現地公演の要請も増え、より多様なマーケティングが可能になった」と話した。VOD需要を創出するオンライン生中継は中国でK-POPの収益モデルを多角化するという期待も高まっている。キム代表は「韓流ブランド商品を知らせる効果も大きい」とし「舞台現場広告だけでなく映像に露出するプラグイン広告も可能」と話した。