朴槿恵印の予算確定…福祉や環境などで予算増やす

  • 2014年12月3日

与野党の院内指導部が2日、国会の新政治民主連合院内代表室でチャジャンミョンを食べながら来年度予算案と予算付随法案の交渉を行っている。左から新政治連合の安圭佰院内首席副代表と禹潤根院内代表、セヌリ党の李完九院内代表と金在原院内首席副代表。(写真=新政治民主連合)

2日の国会本会議議決を経て確定した2015年度予算案は、当初政府案に比べ社会間接資本(SOC)、福祉、環境、創造経済研究開発などの予算が増えた。特に与野党合意過程で議員が国土均衡発展などを理由に各地域からの請願を反映した予算を大挙組み込みSOC予算は4000億ウォン(約427億円)増加した。

国会は政府官庁と地方行政予算を政府案の59兆2000億ウォンから58兆ウォンに1兆2000億ウォン減らす代わりに他の予算はほとんど政府案を維持するか小幅に増やした。福祉予算の場合、政府案の115兆5000億ウォンより2000億ウォン増えた115兆7000億ウォンで確定した。低所得層と障害者、高齢層のための雇用と生活支援予算が増えたのが特徴だ。

基礎生活保障給与予算は当初政府案の8兆7000億ウォンから8兆8000億ウォンに1000億ウォン増えた。また、保育士の勤務環境改善費を月15万ウォンから17万ウォンに引き上げ、関連予算が政府案の1343億ウォンから180億ウォンほど増加した。児童虐待予防予算も169億ウォンから252億ウォンに増やした。政府予算にはなかった高齢者施設冷暖房費支援予算298億ウォンが追加され、高齢者雇用事業支援予算も127億ウォンから233億ウォンに拡大した。

SOC予算は当初政府が今年度予算の23兆7000億ウォンより7000億ウォン多い24兆4000億ウォンで編成したが、道路建設、地域発展などの名目で4000億ウォン増加し24兆8000億ウォンで確定した。高速道路建設予算が政府案の1兆4470億ウォンから756億ウォン増えた1兆5226億ウォンで策定され、国土均衡発展予算も170億ウォンから190億ウォンに増えた。

環境、文化・スポーツ・観光、R&D予算などもそれぞれ1000億ウォン増加した。当初与野党合意過程でいわゆる「朴槿恵印の予算」と呼ばれるR&D予算が一部削減されるだろうとの予想もあったが、地域産業活性化を名目にした予算が増えR&D予算も全体で増加した。地域特化発展のためのR&D予算は政府案の1兆4545億ウォンより700億ウォン増加した1兆5245億ウォンで確定した。3Dプリンター技術開発予算も215億ウォンから315億ウォンに拡大した。

安全予算はセウォル号事故の余波で政府が今年より1兆1000億ウォン多い16兆9000億ウォンで策定したが、国会はこれに400億ウォンを追加で増やした。災害危険地域整備予算を政府案の3816億ウォンから3897億ウォンに増やし、修理施設改善補修予算も政府案の5297億ウォンより190億ウォン増加した5487億ウォンで確定した。

国防予算の場合、当初政府案より1000億ウォンが削られたが軍将兵のための安全福祉予算は拡大した。政府予算になかった老朽兵営館施設支援予算が230億ウォン新たに編成された。企画財政部のソン・オンソク予算室長は、「国会が来年度予算案を法定期限に合わせて妥結したことから、今後民生経済に役立つと期待する」と話した。