韓経:韓国、外国人留学生数2年連続で減少

  • 2021年8月30日

2014年から増加が続いていた外国人留学生が新型コロナウイルスの余波で2年連続減少した。授業料据え置き後に大学の主要収入源として定着した非学位課程の留学生は1年間で21%急減した。

教育部と韓国教育開発院が29日に明らかにしたところによると、4月1日基準で韓国の大学に在学中の外国人留学生は15万2281人と集計された。昨年の同じ日より1414人(0.9%)減少した。外国人留学生は2014年の8万4891人以降増加が続き、2019年には16万165人まで増えたが、昨年は6年ぶりに減少した。

特に語学研修、交換留学生、訪問研修生など非学位課程の留学生が大幅に減った。非学位課程に在学中の外国人留学生は3万2263人で、前年比8429人(20.7%)減った。学位過程留学生は12万18人で、昨年に続き今年も7015人(6.2%)増えた。

外国人留学生の減少は新型コロナウイルスの余波のためだ。昨年から新型コロナウイルスが世界的に広がり国をまたぐ移動が制限されたことで非学位課程の留学生が減った。高麗(コリョ)大学が昨年留学生1800人を対象にする「国際夏季大学」を中止するなど大学は非学位課程留学生の誘致を相次ぎ断念した。学位課程は政府が韓国への入国が難しい留学生にオンライン講義を誘導して小幅に増加したと分析される。

韓国の大学は2009年以降に授業料が据え置かれており、学齢人口が減少していることから各種優遇策を提供して留学生誘致を積極的に進めた。一部の地方大学は留学生を集めるために授業料減免や100%寄宿舎入舎保障などの優遇策まで提供した。ソウルのある私立大学関係者は「そうでなくても財政的に困難な大学がさらに打撃を受けることになりそうだ。留学生減少の余波は今年度会計から本格的に反映されるだろう」と話した。

全留学生のうち中国人留学生は44.2%の6万7348人で前年比0.6ポイント増加した。次いでベトナムが23.5%の3万5843人、モンゴル4.0%の6028人、日本が2.5%の3818人、米国が1.5%の2218人などの順で、アジア諸国の留学生の割合が高いことがわかった。

非学位課程ではベトナム人留学生の割合が33.7%の1万859人で最も多かった。ベトナム人留学生は昨年の1万9177人に比べ43.3%減った。次いで中国が23.5%の7574人、日本が5.6%の1796人、モンゴルが3.4%の1112人、米国が2.8%の917人などの順だった。