韓経:「12兆ウォンの相続税のため」…サムスン家、結局家まで売った

  • 2021年8月24日

李健熙サムスングループ会長

李在賢(イ・ジェヒョン)CJグループ会長の長男である李ソンホCJ第一製糖部長が、李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長が所有していたソウル・奨忠洞(チャンチュンドン)の邸宅を196億ウォン(約18億円)で買い取った。

CJグループが23日に明らかにしたところによると、李部長は李健熙会長の遺産である奨忠洞の邸宅を196億ウォンで取得した。この邸宅は敷地面積2033平方メートル、延べ面積901平方メートル規模だ。

李健熙会長は2012年に薛元植(ソル・ウォンシク)元大韓紡織名誉会長夫人のイム・ヒスク氏が所有する一戸建て住宅だったこの建物を大韓資産信託を通じて350億ウォンで買い取った。李健熙会長が死去した後、今年5月に洪羅喜(ホン・ラヒ)夫人と李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長、李富真(イ・ブジン)ホテル新羅社長、李敍顕(イ・ソヒョン)サムスン福祉財団理事長らがこの邸宅を共同で相続し、その2カ月後に李部長がこれを買い取った。

最近になり李健熙会長の遺族らは12兆ウォンに達する相続税のため、李健熙会長所有の住宅と資産を整理している。この過程で李健熙会長の兄の孫に当たる李部長が邸宅を買い取ったという。

CJグループ関係者は「李部長が奨忠洞の邸宅を買い取ったのは事実だが理由は詳しく知らない」と話した。

財界では李部長が李在賢CJグループ会長の後継者として対外的な位置付けを引き上げるために邸宅を買い取ったとみている。財界関係者は「奨忠洞はサムスングループの母胎。サムスン一家の子孫でありCJグループの後継者として対外的なメッセージを伝えるための歩み」と分析した。

邸宅の向かい側にある別の李健熙会長の遺産である李秉チョル(イ・ビョンチョル)会長の邸宅は遺族らがCJ文化財団に贈与した。この邸宅はサムスングループ創業者である李秉チョル会長が死去する前まで数十年間暮らしたサムスンの総本家同然の所だ。李在賢会長と姉の李美敬(イ・ミギョン)CJグループ副会長は李秉チョル邸と50メートルほど離れた場所にあるマンションに住んでいる。