韓経:現代自動車とベンツ、ドイツで未来電気自動車めぐり激戦展開

  • 2021年8月24日

現代モービスは来月7~12日開かれる世界最大のモーターショー「IAAモビリティ2021」に参加し、電気自動車など30種類以上の未来技術を公開すると23日に発表した。写真は現代モービスのブース鳥瞰図。[写真 現代モービス]

現代自動車、フォルクスワーゲン、ダイムラー、BMWなど世界の主要自動車メーカーが来月世界最大のモーターショーに挙げられドイツの「IAAモビリティ2021」に参加し、電気自動車、自動運転車など未来自動車市場の先取りに向け激戦を行う。現代モービス、ボッシュ、デンソー、ZFなど主要自動車部品メーカーも参加し未来モビリティ新技術を公開する。新型コロナウイルス流行後に事実上初めて開かれる大規模な世界的自動車ショーという点で業界と消費者の耳目が集中している。

◇現代自動車、ベンツ、BMW…電気自動車で角逐

23日の業界によると、現代自動車はIAAに参加してカーボンニュートラル戦略を公開することにした。欧州連合(EU)が内燃機関自動車の販売禁止を2035年に決めたことに伴ったものだ。現代自動車は2040年に欧米など主要市場ですべてのモデルを電気自動車に転換するという計画を立てたが、これを繰り上げなければならない状況だ。

現代自動車は展示ブースで電気自動車「アイオニック」シリーズを展示するという。旋風を巻き起こしている「アイオニック5」だけでなく、来年発売する電気セダン「アイオニック6」のコンセプトカー、2024年に発売する電気スポーツ多目的車(SUV)「アイオニック7」関連の展示を準備するという。水素自動車関連の展示物も公開することにしている。

ドイツの自動車メーカーは自国で開かれるモーターショーだけに大々的な攻勢に出る。メルセデス・ベンツは純電気自動車5種と高性能ハイブリッドカー1種など8種類の新車を公開することにした。世界初公開となる電気セダン「EQE」を通じビジネス電気自動車市場を掌握するという計画だ。

BMWは純電気スポーツアクティビティー車(SAV)の「iX」と純電気クーペ「i4」を展示する。BMW初の水素燃料電池を搭載した「X5」も公開する予定だ。フォルクスワーゲンは初の純電気SUV「ID.4」のクーペ版となる「ID.5」を出す。

◇現代モービス30件の未来技術を公開

部品メーカーも積極的な現場マーケティングに出る計画だ。現代モービスはIAAに初めて参加し、電気自動車、自動運転、インフォテインメント分野で30種類以上の未来技術を公開するとこの日発表した。現代モービスは「これまで新型コロナウイルスにより非対面マーケティングに集中してきたが、今回のショーを基点に世界市場での現場マーケティングを再開する」と明らかにした。

現代モービスはミュンヘンの展示場に358平方メートル規模の展示館を用意した。一般観覧客対象のパブリックゾーンはアイオニック5に使われた現代モービスの部品を観覧できるよう整えた。電気自動車基盤の完全自動運転コンセプトカー「エムビジョンX」も公開する。エムビジョンXは360度のガラス窓全体をスポーツや映画観覧用のスクリーンとして活用できるのが特徴だ。世界の顧客を対象にしたプライベートゾーンでは自動運転、インフォテインメント、電気自動車、シャーシー、ランプ、安全部品の6つの製品群、30種類の未来部品を展示する。

今年のIAAではモバイル充電ロボットなど次世代充電インフラ技術も大挙公開される。ロボットが駐車場を動き回りながら電気自動車を充電する方式だ。電気自動車の廃バッテリーのリサイクル・再利用技術競争も繰り広げられる見通しだ。自動車だけではない。電気自転車から電気トラム、電気フェリーにカーボンニュートラル水素飛行機の登場まで予告された。陸海空を合わせた未来モビリティと会える見通しだ。

世界4大モーターショーのひとつのフランクフルトモーターショーとして知られるIAAモビリティは欧州最大の自動車ショーだ。70年以上にわたり奇数年ごとにフランクフルトで開かれ、今年からミュンヘンに場所を移して開催する。未来総合モビリティの競演の場として跳躍するために公式名称もIAA(国際自動車見本市)に「モビリティ」を追加した。