韓経:日本と手を組んでガールグループ育てたら…J.Y.Parkの勝負、通用した(1)

  • 2021年8月11日

NiziU

JYPエンターテイメントが手掛けた日本人ガールズグループ、スタジオドラゴンが製作する米国ドラマ、ネイバーウェブトゥーンとカカオウェブトゥーンが供給する米国作家の漫画…。

Kカルチャーの進化がめざましい。K-POP、ドラマ、ウェブトゥーン(韓国の電子漫画)など様々な分野での外国人アーティストを発掘し、外国語の作品を次々と発表している。国内で育てたアーティストを海外に紹介するレベルに留まらず、最初から現地の人々と作業して結果を生み出す。この過程で、世界の文化産業に韓流DNAが自然と移植される。過去に情報技術(IT)機器ごとにインテルの中央処理装置(CPU)が搭載されたおかげで「インテル・インサイド」という用語が流行したように、「韓流インサイド」と呼ぶべき現象が始まったのだ。

JYPエンターテイメントは日本人で構成されたアイドルグループ「NiziU」を結成し、日本でブームを起こしている。SMエンターテイメントとハイブも、米国市場をターゲットに、現地でアイドルグループのメンバーを発掘している。ハイブは、有名歌手ジャスティン・ビーバーなどが所属する現地企画会社イタカホールディングスも買収した。

コンテンツ市場でも同様の動きが広がっている。スタジオドラゴン、CJ ENMは、米国で現地俳優、製作陣と共に英語のドラマや映画を製作している。国内ウェブトゥーン企業は海外企業を買収し、海外の作家の作品を大量に供給している。プラットフォーム自体をグローバル化し、「ウェブトゥーン系のネットフリックス」になるという目標だ。

このような現象は、SMエンターテイメントのイ・スマン統括プロデューサーが示した「韓流3段階論」にもつながる。国内作品を輸出(第1段階)、海外アーティストを韓国人メンバーと共に構成する(第2段階)水準を超え、海外からのアーティストを発掘し、外国語の作品を制作する(第3段階)の最終段階に到達したのだ。これまで米国以外は、どの国も成功できなかった、文化産業の「グローカリゼーション(glocalization、グローバル化と現地化の同時達成)」を成しているという評価も出ている。

大衆文化評論家のチョン・ドクヒョンは「Kカルチャーがこれまで築いた信頼とノウハウをもとに、外部資源を積極的に活用する段階に入った」と分析した。

◆日本人「K-POPガールズグループ」NiziU、日本チャート席巻…ウェブトゥーンは海外作家77万人

ことし上半期、日本の音楽市場ではガールグループNiziU(ニジュー)が最大の話題だった。日本のオリコンチャートで女性グループとしては史上初の再生回数1億回の記録を2度も達成した。昨年6月にプレデビュー曲で再生回数1億回を記録したのに続き、先月は正式デビューシングルで1億回を突破した。

NiziUメンバーは全員日本人だ。歌も日本語で歌う。このようなNiziUを作ったのは、韓国の企画会社JYPエンターテイメントだ。日本最大レコード会社ソニーミュージックと手を取り合い、NiziUを発掘した。両社は、日本人のボーイズグループも企画している。JYPエンターテイメントのJ.Y.Park(パク・ジニョン)総括プロデューサーは「日本だけでなく世界で活躍できるグローバルグループを目指す」と述べた。