韓経:「歴史上最も高い東京五輪」…1日当たり費用だけで約1億ドルの見通し

  • 2021年6月24日

東京五輪

「1日9052万ドルのオリンピック」。

来月23日に開かれる東京五輪が歴史上最も高い五輪として記録される見通しだ。新型コロナウイルスの影響で1年延期され追加費用が大きく増えたためだ。これに対し入場料収入は急減し史上最悪の赤字が予想される。

ロイター通信が23日に伝えたところによると、東京五輪組織委員会は昨年12月末現在で五輪開催費用を154億ドルと試算した。大会が今年に1年延期されたのに伴う追加費用28億ドルが含まれた金額だ。五輪が8月8日まで17日間開かれる点を考慮すると、1日当たり9052万ドルがかかることになる。

追加費用は6カ月間で2億ドル増えて総額30億ドルに膨らんだ、大会が延期され増加した宿舎や競技場などの施設維持費、組織委の人件費などがここに含まれる。

収益は半分以上落ちる見通しだ。組織委は新型コロナウイルスの変異ウイルスの感染拡大を受け海外からの観客を受け入れないことにした。これにより入場料収入は当初予想した8億1500万ドルの半分以下にとどまるものとみられる。新型コロナウイルスの感染爆発を懸念し無観客で行うべきという世論が少なくなかったが組織委が日本国内の観客を受け入れることにしたのはこのためと解説される。

大会期間中は競技場収容人数の50%、最大1万人の観客が競技場に入れる。だが組織委はすでに販売したチケット448万枚のうち84万枚を払い戻した。払い戻すチケットはさらに増え全チケット販売量は272万枚水準に落ちるものとロイター通信は予想した。

後援企業の負担も大きくなった。日本国内の主要メディアを含む60社以上の後援企業はすでに30億ドルを支払った。ここに五輪延期にともなう追加契約で払った金額も2億ドルに達する。

五輪開幕が30日後に迫り大会は強行される可能性が大きくなった。万一大会が中止されれば世界の保険会社が国際オリンピック委員会(IOC)と組織委員会に支払うことになる補償額は20億~30億ドル水準に達することが明らかになった。IOCは保険会社から8億ドル、組織委員会は6億5000万ドル程度を大会中止にともなう損失補償額として受ける。