韓経:日米豪印「クアッド拡大」

  • 2021年3月16日

日本、米国、オーストラリア、インド4カ国の首脳が日米豪印戦略対話(QUAD=クアッド)の拡大意志を明らかにした。4カ国首脳は今月13日(現地時間)、ワシントン・ポスト(WP)への共同寄稿文を通じて「クアッドは共同のビジョン増進と平和・繁栄保障に献身する考えが同じパートナーの柔軟なグループ」と明らかにした。続いて「われわれはこのような目標を共有するすべての人々と協力する機会を歓迎し、追求する」とした。

具体的に、東南アジア諸国連合(ASEAN)から始まり、太平洋諸島、インド洋地域に関与すると説明した。クアッドに他のインド太平洋国家を参加させた「クアッドプラス(+)」構想を示したものだ。

4カ国首脳はインド太平洋地域で「航行の自由と紛争の平和的解決のような国際法原則を支持する」と明らかにした。直接中国を名指ししてはいないが「中国けん制」の性格を明確にしたものと分析される。米国は中国の攻撃的膨張をけん制するために、中国や日本、東南アジア国家が領有権争いを行う南シナ海一帯で「航行の自由」と「規則に基づいた国際秩序」を強調してきた。

ジョー・バイデン米国大統領は14日、ホワイトハウスで「クアッド首脳会議がどうだったか」という取材陣の質問に「非常によく行われた」と話した。バイデン政府はドナルド・トランプ政府時期に実務会談と外相会談にとどまっていたクアッドを首脳会議に一段階引き上げた。

米国をはじめとする4カ国がクアッド拡大意志を公式化し、韓国の負担も大きくなった。トニー・ブリンケン米国務長官とロイド・オースティン国防長官は16~18日、日本と韓国を連続訪問する予定だ。ソン・キム国務省次官補代行(東アジア・太平洋担当)は12日の会見で、ブリンケン長官が韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官にクアッド首脳会議の結果を説明すると明らかにした。キム次官補代行は特に今回の歴訪に関連して「中国が顕著に登場するというのは確かに間違いない」とし「だが、日本でも(中国が)最も際立っているとは言わないだろう」とした。米国務・国防長官が韓国訪問で「中国けん制」に関連した韓国の役割拡大を要請するものと観測される。