<韓・ASEAN>「韓国、先進国へ進むための構造改革が必要な時」(1)

  • 2014年12月12日

朴容晩大韓商工会議所会長(左)、ポール・ローマー・ニューヨーク大教授(写真=韓国経済新聞社)

「韓国の速い追撃者戦略は限界を迎えた。先進国に進むための構造改革が必要な時だ」(ポール・ローマー・ニューヨーク大教授)

「新しい成長エンジンを探すために企業家は企業家精神で武装しなければいけない」(朴容晩大韓商工会議所会長)

11日、釜山BEXCOで開催された「韓・ASEAN CEOサミット」では、韓国とASEAN加盟国の企業の約500人が、世界経済が沈滞する中で成長戦略を探すために額を突き合わせた。出席者は企業が革新を主導できる環境と企業家精神の復活が求められると口をそろえた。

◆「革新できる環境を」

“成長理論の大家”ポール・ローマー・ニューヨーク大教授は「世界経済展望とアジアの役割」というテーマ発表で、韓国とASEAN加盟国の構造改革を注文した。特に韓国に対しては「速い追撃者」戦略が限界に直面したと指摘した。ローマー教授は「追撃成長戦略で速く先進国に追いつくことができるが、先進国の敷居に近づくほど成長が鈍化する」とし「製造業からサービス業、知識産業へと経済構造を変える政策転換が必要だ」と強調した。続いて「構造改革の核心は企業が主導する技術開発と革新」と指摘した。

ローマー教授はテーマ発表の後、朴容晩(パク・ヨンアン)大韓商工会議所会長との対談で、市場参入規制の廃止も強調した。ローマー教授は「米国政府が1980年代、通信事業を独占していたAT&Tを分割した結果、クアルコムやアップルなど新しい企業が新規事業を起こすことができた」と述べた。

これに対し朴会長は「大韓民国の多くの産業に参入規制が存在する」とし「新しいプレーヤーの進入を防ぐ規制をなくさなければいけない」と指摘した。また「韓国経済が製造業からサービス・知識産業に発展するためには市場主導型の経済になるべきだという指摘に同意する」とし「自由な参入と競争が可能であってこそ、市場全体の効率が高くなる」と強調した。